素材について
腕時計は1790年にジャケ・ドロー&ルショーのカタログに腕時計が記載されているがどのようなものかは不明で1806年には現存する最古の腕時計が作製されており、実に200年余りの歴史があります。
現在数限りない腕時計が出回っていますが、その素材も様々なものがあります。
チタニウム(Ti)
鋼鉄と同等の強度を持ち、軽く耐食性もある金属。ステンレスに比べ強度が高く、重さも5分の3程度というのが利点です。また、”生態適合性” 人体に与える影響が非常に少なく金属アレルギーを起こしにくい素材でもある。
金無垢
主に18金を使用したもの。年代によっては14金・9金が使われたものもある。75%が金で残り25%に銀や銅を混ぜる(割り金)比率でホワイトゴールドやピンクゴールドになる。(カラーゴールドには他にレッド・グリーン・パープル・ブラック等がある。)
腐食はしにくいがステンレスに比べ磨耗しやすかったり傷が付きやすい特徴がある。
プラチナ(Pt)
金無垢と同じ高級素材。白金と呼ばれたときもあるが現在では、ホワイトゴールドと混同しないようプラチナと呼びます。加工しやすく耐錆性、耐蝕性の優れているがステンレスに比べ磨耗しやすかったり傷が付きやすい特徴がある。
シルバー(銀)
柔らかく加工しやすい金属。 主に使用されるのはSV925(スターリングシルバー)と呼ばれるもの。 酸化による黒っぽくなる変色を防ぐため表面にメッキを施してあるものも多い。
真鍮
銅と亜鉛の合金。耐食性に乏しくメッキを厚くしなければ直に錆びてしまう。金メッキなどを施したものが多く見られる。
アルミニウム
アルマイト処理を施し表面の硬さを維持してある。軽量で加工もしやすく耐食性に優れ仕上げがきれいなのも特徴です。
その他にも亜鉛キャストを使用したものや木材・ウレタンなどの素材を使用したものがあります。
弊社でのベルト修理は
ステンレススチールチタニウム金無垢プラチナ
に限らせて頂きます。
貴金属
カラット表記 | K24 | K23 | K22 | K20 | K18 | K14 | K9 |
千分率表示 | 999.9 | 958 | 916 | 833 | 750 | 585 | 375 |
カラット表記 | Pt1000 | Pt950 | Pt850 |
千分率表示 | 1000 | 950 | 850 |
ホワイトゴールド | WG | グリーンゴールド | GRG | レッドゴールド | RDG |
イエローゴールド | YG | ピンクゴールド | PG | シルバー | SV |
【例】K18WG = 18金イエローゴールド ・ K14WG = 14金ホワイトゴールド ・ K18PG = 18金ピンクゴールド ・ Pt850 = プラチナ850
貴金属以外
チタン | Ti |
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ステンレススチール | SS |
金メッキ | GFまたはGP |
合金 | BASE METAL |
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