駆動方式について
時計は大きく分けるとボタン電池で動く『クォーツ式時計』とゼンマイを動力源とする『機械式時計』に分けられます。
機械式時計は動力としてゼンマイを用いる時計のことです、手巻き時計と自動巻時計があり、自動巻時計は腕の動きで内部の錘(おもり)が回転し自動的にゼンマイを巻き上げる仕組みになっており巻き上げ具合や使用環境により精度や動き続ける時間が変わります。
クォーツ時計は動力源として電池を使用し、精度調整の仕組みとしてクォーツ(水晶)を用いた時計のことです。内部にはごく小さなモーターがありこれが歯車を動かします。月に数秒~年に数秒の誤差という時間の正確さが特徴です。
クォーツ式時計のほとんどは小さなボタン電池を使用する時計です。近年よく見るようになったのは光を利用したソーラー時計や腕の振り(動き)を利用して時計内部で自己発電した電気を蓄電池に蓄えながら動くものが増えてきました。これら全ての時計の基本的な動作の構造はそれぞれの動力源をいくつかの歯車を介して時間を表示します。
分解掃除の目安が5~6年と言われる理由
時計内部のムーブメントの各歯車には様々な種類の時計専用の油が使用されています。これらの時計油は密閉された時計の内部でも僅かずつ酸化していき、擦れあう歯車同士の金属粉などが油と混じりあうため段々と油の粘度が増していきます。そうなると消費電流が増し電池の消耗が早くなったり、時間が遅れたりする症状が現れてきます。
こういったトラブルを避けるための目安として5~6年に一度の分解掃除をお勧めしております。
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